1.ファミリア(評価:6/10)
フリーゼ作の軽量級ハンドビルド。二人専用。
マフィアがテーマの拡大再生産ゲーム。ルールはシンプルで、手札から同じ色、同じ数字のマフィア(カード)を出して、ストリート(場)に並んでいる「出したものと同じ色で一つだけ大きな数字」のマフィアを獲得。獲得に使ったどちらかのマフィアを自分の前に出し、残る1枚と獲得したマフィアを手札に入れます。
また、カードのランクは0~4、スートも4つなのですが、各色に特殊能力があり、どの色を優先するか悩ましくなっています。
終盤、やや手が見えすぎ、パズルチックなるのは好みがわかれるところかなと思いますが、ストリートのカードを捨て札にすることで山札から補充するその取捨選択とタイミングの駆け引きが非常に熱く、ゲーム全体として自分は面白く感じました。
2.ボトルインプ(評価:7/10)
ちょっと変わったマストフォローのトリックテイキング。1ディールのみのため、仮評価です。
このゲームの特徴的な点として、ボトルの存在があります。通常のトリックと異なり、ボトルの現在価格より低いランクを出した人がいる場合、その(ボトルの現在価格より低いランクを出した人の)中で最も大きなランクのカードを出した人がトリックに勝ち、ボトルを受け取ります。
このときボトルの価格はトリックに勝利したカードのランクになります。つまりボトルの価格は少しずつ下がっていき、だんだんと他のプレイヤーに移りにくくなるのです。
そして、もし最後までボトルをもったままディールが終わってしまうと、ボトルの中の悪魔の力で一切の得点ができず失点のみを受け取ります!
トリックを取るにはそれなりに小さいランクのカードが欲しいですが、そうすると得点できなくなるリスクもあるというのが面白いゲームだと感じます。次回は数ディール続けて遊んでみたいです。
3.ハンザの女王(評価:7/10)
ゲームマーケット2017秋、ゆるあーとさんの新作。
手札2枚でマジョリティを争うゲーム。
手番では4都市いずれかに対応したカードをプレイします。
表向きでプレイした場合は対応する都市のマジョリティを狙いやすい代わりに、補充できるカードも対応する都市に依存します。
裏向きでプレイした場合はマジョリティではなく各都市の繁栄度を操作し、補充も好きな都市から行えますが、直接得点するのは難しくなっています。
また、カードの中には嗜好品を袋からランダムで引けるもの(今回の卓では通称がガチャになりました)や、貴族のセットコレクション、そして裏向きカードのマジョリティもあり、1プレイが様々な仕組みと連動する面白さがあります。
ルールを読んだときはシャハトの「パトリツィア」に似ているように思いましたが、遊んでみるとプレイ感は大きく異なり、1手が重くパズルチックでシャープなパトリツィアに対し、1手1手の差は微小なため大らかに遊べるゲームだと感じました。
運と戦略のバランスがとれた良作だと思います。
フリーゼ作の軽量級ハンドビルド。二人専用。
マフィアがテーマの拡大再生産ゲーム。ルールはシンプルで、手札から同じ色、同じ数字のマフィア(カード)を出して、ストリート(場)に並んでいる「出したものと同じ色で一つだけ大きな数字」のマフィアを獲得。獲得に使ったどちらかのマフィアを自分の前に出し、残る1枚と獲得したマフィアを手札に入れます。
また、カードのランクは0~4、スートも4つなのですが、各色に特殊能力があり、どの色を優先するか悩ましくなっています。
終盤、やや手が見えすぎ、パズルチックなるのは好みがわかれるところかなと思いますが、ストリートのカードを捨て札にすることで山札から補充するその取捨選択とタイミングの駆け引きが非常に熱く、ゲーム全体として自分は面白く感じました。
2.ボトルインプ(評価:7/10)
ちょっと変わったマストフォローのトリックテイキング。1ディールのみのため、仮評価です。
このゲームの特徴的な点として、ボトルの存在があります。通常のトリックと異なり、ボトルの現在価格より低いランクを出した人がいる場合、その(ボトルの現在価格より低いランクを出した人の)中で最も大きなランクのカードを出した人がトリックに勝ち、ボトルを受け取ります。
このときボトルの価格はトリックに勝利したカードのランクになります。つまりボトルの価格は少しずつ下がっていき、だんだんと他のプレイヤーに移りにくくなるのです。
そして、もし最後までボトルをもったままディールが終わってしまうと、ボトルの中の悪魔の力で一切の得点ができず失点のみを受け取ります!
トリックを取るにはそれなりに小さいランクのカードが欲しいですが、そうすると得点できなくなるリスクもあるというのが面白いゲームだと感じます。次回は数ディール続けて遊んでみたいです。
3.ハンザの女王(評価:7/10)
ゲームマーケット2017秋、ゆるあーとさんの新作。
手札2枚でマジョリティを争うゲーム。
手番では4都市いずれかに対応したカードをプレイします。
表向きでプレイした場合は対応する都市のマジョリティを狙いやすい代わりに、補充できるカードも対応する都市に依存します。
裏向きでプレイした場合はマジョリティではなく各都市の繁栄度を操作し、補充も好きな都市から行えますが、直接得点するのは難しくなっています。
また、カードの中には嗜好品を袋からランダムで引けるもの(今回の卓では通称がガチャになりました)や、貴族のセットコレクション、そして裏向きカードのマジョリティもあり、1プレイが様々な仕組みと連動する面白さがあります。
ルールを読んだときはシャハトの「パトリツィア」に似ているように思いましたが、遊んでみるとプレイ感は大きく異なり、1手が重くパズルチックでシャープなパトリツィアに対し、1手1手の差は微小なため大らかに遊べるゲームだと感じました。
運と戦略のバランスがとれた良作だと思います。
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